【VMD VP IP PP 入店アップ 売上アップ フリー客獲得】

VMDの話です。VP、PP、IPの変化で入店数も変わります。モチベーションもアップ! 

 VMDはヴィジュアルマーチャンダイジングです。VPはヴィジュアルプレゼンテーション、PPはポイントオブプレゼンテーション、IPは、アイテムプレゼンテーションです。言葉の説明ですが、皆さん本社研修等で聞き覚えのある言葉かと思います。

①VMD            =戦略
②VP,PP,IP    =戦術
③接客             =戦闘
④売上             =戦果

 上記の様な概念で考えられます。戦い方としてのVP、PP、IPを考え直してみてはいかがでしょうという提案です。VPについては言えるのは、兎に角「目立つこと」が大事です。

 VPで「目立つ」には大事な事が3つあります。

① カラーをまとめる
② テイストを明確にする
③ シーン & ストーリーを作る

 です。兎に角VPは「目立つ事」を考えて欲しいです。ディスプレイは売場を面として捉えた時の「点」です。他店との差別化も図れます。

 VPには、時代性、旬の物をお客様に伝える様商材を選びます。魅力が更に引き立つ様に「提案性」は大事な要素です。この「提案性」には、思いも寄らないコーディネートでもOKです。

 ただただニーズを拾おうというのでは無く「提案」を感じられる事が大事。ショップ演出は、お客様の目に止まる様にしましょう。ただの風景にならない様に。

 なのでVPでは今の時代感を伝えらると有効です。同時に、今の時代感を伝えるためには、定番的な演出ではお客様に感動は伝わらないと思って下さい。

 良い物があるのだというなら、どの部分を取り上げるのかを決めて下さい。また、とんがった部分があるのなら、そこで情報を発信できる様にして下さい。

 旬を伝え、良い物が何か、情報発信でお客様を感動させよう、そう考えると、世の中を知らないと提案するのは難しいですね。正に時代感。

 よくショップを作るときに、人・物・環境という言葉を聞いた事ありませんか?ショップ演出の視点で考えると、

①物は同質化進んでませんか?
②環境をすぐに変えることはできますか?できませんよね。
③人はどうでしょう。人による他店との差別化は人が動けば叶います。

 そう考えると、演出の効果はすぐ手に入れられる効果的な手法です。更に、再度何の為にショップの演出するかももう一度考えてみましょう。

お客様にとっては・・・

①新しいお客様  ワクワク感
②顧客様     いつ来ても鮮度がある

スタッフショップにとっては・・・

①鮮度とモチベーションアップ
②接客のきっかけ作り

 になります。こうしてその効果を考えてみると、ショップの演出の大事さを実感できるのではありませんか?今ショップを巡回で見ていると「提案性」のあるVPを作っているショップは少なく感じます。

 お客様視点で、兎に角「目立つ」「ワクワクする」などいい意味での気持ちを高揚させる演出に挑戦してもらいたいです。これはひいては厳しい小売り環境の打破にも通ずる要素かと思います。

 入店数をアップさせるための演習効果を日常的に実践してみてはどうでしょうか?

 VMDでは、VPが見せる場所であるなら、PPとIPは売る場所です。

 売る場所では、フェイスとの陳列連動は行って下さい。PPで飾った物は陳列であるIPと連動するのが基本です。

 演出で飾ってあるのに、すぐ手に取れる様すぐ側のTバーなり、積みなり、スリーブアウトの陳列の先頭の商材なりは、しっかり連動すべきです。必ず行い、お客様の注意を引いた商材が、すぐ手に取れる様にして下さい。

 基本の遵守が売上を上げます。入店をアップさせます。接客の母数を増やし、売上向上に寄与します。

 色々な研修もあると思いますが、こうしたVMDの研修は必ず実施して、魅力ある売場作りを行って下さい。必ず売上が向上します。

↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ショップ内VPのすぐ後ろのバーの先頭は、陳列連動しており、 お客様がVPに注目すると、すぐに商品を手に取れる様に 配置している。基本に忠実な陳列連動です。

Follow me!