【フリー客獲得 再来店 ショップ認知向上 売上アップ】

お客様を見る どんなお客様を呼びたいか?

 ショップの数値分析データを持って、ショップ店長と話すと分析上ショップの販売力が強いのに、営業計画で何をしたらいいの分からないと言うスタッフさんがいます。

 戦闘力はあるが戦い方がわからないという話。販売技術を向上させ自己研鑽も怠らないのに、もったいないです。

 戦い方とは、どんなお客様を呼んで商売するか、その結果、実績向上が図れるか、直接的には分析で出た課題の克服ができるかなど、戦術立案の話、営業計画の事です。

 計画をどう立てるかで、実績の伸びが左右されます。

 現場では、「どんどん計画案が頭に浮かぶなら、何の苦労もないですよ!」と感じる方も多いと思います。

 ただ、データの分析が出ていて、課題が抽出されているなら優先順位をつけ、課題に見合った計画を立てるのが順番です。計画はデータを元に立てます。

 当てずっぽうで、「そんな気がする~??」というような計画はありません。根拠は必要です。

 フリー客の獲得が課題なら、このブログ内で接客母数を増やそうと、何度も声がけしておりますから、具体的な案はこのブログ内に具体例は多数書きました。ご参照下さい。

 例えば、年に1回のみの利用のお客様が多いなら、複数回利用を目指します。昔からの手法ですが、最初は再来店へのインセンティブを付与するのも良いと思います。

 ただ物販にとってインセンティブ・おまけがあっても、再来店しづらい商環境かと思いますので、本当に有効なインセンティブを考えるべきです。

 接客については、時間はかかりますがショップの買い物時間が楽しかったという印象になるような接客を心がけるという目標も考えられます。時間消費を楽しいものにしょうという考えです。

 物販が厳しいのは、お客様が買い物時間に意味を見出していないから。であれば、時間消費を楽しかったと思える環境を作ることこそが大事です。

 笑顔、意識の向け方、楽しそうな服の着こなし・選品、兎に角ショップ空間で過ごすことを楽しくするしかありません。

 遠回りのようですが、お客様がショップ区画で、良い印象で過ごすと再来店は見込めます。相反する様ですが、価格訴求でハードルの低いセール期での利用促進もあり得ます(DMにはなりますが、古いようで確実にお手元に届くツールです)。

 まずは来店してもらいショップを複数回来店すると、ショップへの認知が進みよりお客様は来店しやすくなります。考えてみると方法は様々沢山あります。

 優良顧客増で実績向上を図るなら、そのお客様が何故ヘビーユーザーなのかを考えてみて下さい。

 「服そのものの要素が好き」、「スタッフで相性の良いスタッフいる」、「ライフスタイルとショップの提案が合う」など、理由は見えます(顔の見えるお客様なら来店理由は、判明していると思います)。

 そこを高稼働するのですから気を使います。相手もこちらをよく知っていますので。

 商品軸の方には、その期間でしか紹介できない限定品の紹介であるとか、通常よりより高価なインセンティブであるとか、提案商品がカスマイズできるなどお客様が楽しく感じる付加価値が必要です。

 スタッフ目当てなら、会話を気兼ねなく楽しめる空間をショップ内に用意するとか(接客テーブル・椅子の持ち込みなど)、区画から出て館内の喫茶でご馳走(インセンティブ)するとか、本社の展示ルームを利用するなど、時間消費に軸を置くべきです。

 マスでは、購入金額的にも来店頻度でも中間層のお客様なので、SNSの利用が効果的かと思います。

 別にこれが一番という戦術はありません。ショップロケーション、曜日や祝祭日でも反応が異なると思いますし、歳時記との連動もできます。優待やOFFだけが施策ではありません。

 別フロアにショップの旬のコーディネートを通常以上の人体数(3体~9体)で訴求しても良いのです。

↑ ↑ ↑地上階の入り口入ってすぐに、 1ブランドでセレモニースタイルの 提案をしていました。

大理石のステージなので環境的にも目立ちます。 館とブランドの取り組みです。

 気の利いた館のフロア担当がいれば、その館のお客様に合った成功事例などから計画の提案をもらえることもあります。

 ただ、経験値や成功事例の数が少ないと、ショップの課題とからめて解決手法を提示するまでいかないかもしれません。

 それでも第3者の意見を聞いてみるのもいいとおもいます。役に立たない愚案ばかりなら、放置すればいいので。

 ショップの売上アップに興味のない館のスタッフが担当なら、データだけでも正しいもの、任意の期間のデータなどアレンジして有効なデータをもらいましょう。

 その方が、分析が正しく行われ課題抽出の精度も上がります。そうすれば、どんな属性のお客様を強化すべきか方針が決まり、戦術立案もしやすくなります。館のスタッフの対応が遅くても、データくらいは出せると思います。

 どんな属性のお客様をお呼びするかはポイントです。そのお客様層の来店でショップの課題を解決します。

 ショップ周りの関係者はどんどん利用し、自ショップに有利になるよう立ち回って下さい。売上を長期的な取り組みで克服できます。結果数字がアップします。

↑ ↑ ↑ 入り口入って直ぐの通路で、 一ブランド、人体8体でVPを訴求している。館とブランドの取り組みです。 

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