【幽霊の正体見たり枯れ尾花 】
何だかわからないもの、どうなっていくのか分からないものは怖い
仕事をしていると、困難だと感じることが身の上におこることがあります。
「どうしよう、どうやったら、この案件上手くいくだろう?」
「あぁ、方法がわからないや、SVに聞こうかなぁ」
なんて、悩んだ末、SVに相談すると、
「何でそんなことになってるの?私に振らないで、ショップでやれることやって、それから連絡して、そうしたらその時相談のるから・・・」
けんもほろろとはこの事です。
あちこち聞いてみると、そんなに難しくない
SVに見放されたような気持で、でも仕方なく色々電話したり、メールで問い合わせたりします。
ディストリビューター、営業席、営業責任者、生産部門、経理、総務、関係あるのかなぁなんて思って、事情説明するとあっけなく、指示が出て「じゃぁ、こうして頂戴」で終わり。
あとはその通り動くだけ。
心配かけたと思い、SVに連絡します。大体そういう時って、
「良かったじゃない、だから言ったでしょ。心配しないで、やれることやってって・・・」
まぁ、そんなものです。
そんなに軽く返すなら、軽い案件だと想像していたなら、私は販売に集中させてもらい、あなたがやったって良かったのに・・・って思うもの
縦割りで無ければ防げることも・・・
「縦割り」って言葉聞いたことありますか?組織がしっかりすると起こりやすい弊害です。
私の担当は○○だから、○○にはその担当がいるでしょ。
そう考えて仕事している人が作る組織を「縦割り」と言ったりします。
商業施設で、レジ清算用の用紙をもらいに行ったら、総務スタッフが、営業か経理スタッフに言って下さい、担当じゃないのでと言ってしまうようなもの。
自分の会社の取引先からの派遣スタッフが、自分の会社に入金を報告する書類を、「担当じゃないから別の人に」なんて発言する商業施設があったら、早晩滅びるとおもいます。
まぁ、そうした組織なら一事が万事、縦割りの弊害がそこここにあると思えるからです。
困難だなぁなんて思う事柄って、表に現れる前に、誰かの手により動かされていた業務。
案件の扱い方が悪いなら、その周辺のスタッフがどこかで修正していれば起きないもんだ誌です。見て見ぬふりで起こる事も多いですよね。
見て見ぬふりでなく、自身の事と思って修正のアドバイスをして欲しいもの。そうしていたら悪い状態、そもそも困難な案件にならず済んでいます。
幽霊の正体見たり枯れ尾花
どこかに事柄を曲げた、ボタンの掛け違いの箇所があるもの。それが幽霊の正体である枯れ尾花です。
そんな掛け違いは、そこまでさかのぼって修正するしかありません。たとえ面倒でも、不都合は修正します。
判明してみたら原因は、結構単純で直ぐに解決がつくのかもしれません。
皆さんも、目の前の困難な案件、怖がらずに、アタックしてみて下さい。思い悩むより正体を見届けてみて。
前に進もうとする活力、エネルギーは決して無駄にはならないと思います。
つねに突破口を開けられるスタッフ、リーダーであって欲しいとおもいます。次の世代もそうした姿をきっと見ています。