【仕事が遅い 】
部下に仕事が遅いスタッフがいたら
業務を指示して、リターンを待ちます。必要な業務を行うことで部下は訓練と業務に対する理解を深めます。
利益を得るための業務でも、人材育成の側面もあります。
もし本当に最も早く、正確に何か行うなら、直ぐ上の上司の方が余程早く正確に業務をおこなうでしょう。
それができて昇職したのだから。
どんなことで分かる、手間のかかる部下、3つのポイント
仕事が遅かったり、正確さが足りず合格点をあげられなかったり、困る部下はどこにでもいるもの。
相性が悪いとかそりが合わないというのではありません。本当にレスポンスが遅いとか。
1.同じことで何度も注意を受ける
2.メールなら1日以内に返信が来ない
※遅い時間にメール受信して翌日休みだと、メールチェックは翌々日になります。
そこから1日経過なら、メール送信日から3日後というのもあり得ます
3.あれってどうなってる?って、頼ん業務・仕事・指示の進捗を聞かれる
この3つのうち、一つでもあれば手間のかかる部下でしょう。
携帯の着信への折り返しも遅いですし、手元に届くショートメールさえも何とも言ってこないと思います。
そんな時、上長に相談して、典型的な回答
苦労するのは、店長やサブなど、集団の長です。
以前とは異なり、本当にどうなっちゃってるんだろうという事が起きます。
どうしようもなくなって、上長に相談すると、まぁ、回答は・・・
「管理を徹底していないのか、何をどのようにいつまでにやるのか指示したんだろう」
「進捗が悪いなら、途中でチェックして、進捗確認だよ」
「確認して進みが悪いなら、その状況に合わせて対応すればいいのでは」
「もともと、指示元も、進捗も、業務の着地の確認も君の仕事でしょ」
「仕事を頼めば自動的終わるってものではないよ」
「分かってる?」
とまぁ、こんな感じでしょうか。
どうしようもないから相談しているのに、何の役にも立たない説教じみた回答が来るだけです。
誰も現場の様子が変化していて、その変化に気づいていません。
気づかないし、知らないから、そんな上司が沢山います。
やる気スイッチがあるらしい
人間にはやる気スイッチがあると聞きました。勘ではありません。
SCフォーラム主催のとある研修会場で、講師の先生から聞きました。もちろん若手への対応や人材育成を中身とする研修です。
どこにあるかは分からないのですが、必ずどこかにあるというのです。
どんな部下にもどこか心の琴線に触れ、よしやるぞ!と感じるスイッチが。
見つかるまで辛抱です
「一に辛抱、二に辛抱、辛抱、辛抱、死ぬまで辛抱」どこかの国のとある時代の総理大臣の言葉です。
若い時の私はこうした言葉を聞くと、辛抱の少ない道を選んで生きてやると思ったものです。
しかし、現実そうはいきません。
問題のある部下が花咲くまで、辛抱するしかないのかも知れません。