【時間消費】
楽しく過ごす
時間消費という概念が大事になってきています。要は楽しく過ごせるかどうか。このことに集約されると思います。
商業施設では、どうすると楽しく過ごせるとか、わざわざ時間を過ごしてもらえるかを必死に考えます。
会社の帰りがけにコーヒー飲んで、リセットしてから帰宅する。いつも利用しているカフェが帰宅の導線上にある商業施設内にあるから、寄ってから帰る。
時代的に必要な要素を持って、お客様を増やそうとしています。
そして、来店があるからこそ、提供しているサービスも品揃えも見てもらうことが叶うと考えます。
多くのお客様を動かす為には、なるべく多くのお客様の琴線に触れるような状態でなくてはなりません。
それが楽しく過ごせるとか、癒しの時間を過ごせるとかという概念になっていると思います。
時間消費が大事というと、まとめた言い方になると思いますが、どうしたら楽しいとお客様に思ってもらえるのでしょう。
かつてよくあった来店動機の理由は、買い物するのに丁度良く、品揃えが良いから、というのをよく見かけました。しかしこれは、物販に対する評価です。
時を過ごす場所としての評価でないと、楽しく過ごせるなんて思ってもらえません。そう思ってもらうには、どうしましょうか。
ストレートですが、楽しい場所は楽しんでいる人が多いというのはあり得ます。
仏頂面ばかりで、眉間にしわを寄せ、不機嫌を丸出しにした方がそこかしこにいるようでは、楽しく過ごせるとは思えません。
楽しそうな、笑顔が多い環境なら、楽しく過ごせるのではないかと思いませんか。
商業施設ですから、スタッフさんは沢山います。なので、笑顔がお客様を呼ぶと思っています。そういうショップが沢山あることを望んでいますが、実際は、無表情だったり、事務仕事に熱心で導線に意識がいかなかったり。
なので、皆さんには販売現場で楽しんで過ごして欲しいです。それが笑顔になり、結果お客様も楽しく過ごせます。
技量技術の向上は、大切です。ただその前に、現場に立つ姿勢として楽しんでほしいと思います。
時間消費について、考えて見ませんか。今のお客様の琴線に触れるもの。皆さんもきっと同じことを感じ、考えてもらえると思います。