【デザイナーズブランドと駅ビル】

ファッションをやっています

 ミラノの帝王と言われたデザイナーブランドの話です。その会社の営業担当がこの会社のカジュアルブランドをヤング高感度で知られる駅ビル会社に売り込みに行った際の話です。

 この駅ビルのファッション担当スタッフがこの営業担当に質問をしたそうです。

 「〇〇(デザイナーの名前)って、新しいんですか?」

 このインポートデザイナー会社の営業担当者からこの質問内容について、直接聞きました。その営業さんもちろん回答に困ったそうです。

 ミラノコレクションで長く第一線で活躍し、世界的ブランドとして認知され、そのブランド認知を維持する力があるので、多くのファッション関係者は敬意を持って接するのに、新しいデザイナーかどうかの方が興味軸。

 その駅ビル会社は、一定のブランド数を常に入れ替え、館の鮮度維持をして成長した会社なので、その社方針が行き届いているのだなぁと思いました。

 もちろん私の商談時の話ですので、目の前の営業担当者にはねぎらいの気持ち一杯になりました。

 その駅ビル会社の若手と同席する機会も何度もあるのですが、「我々は、ファッションをやっているんです・・・」とよく発言しているのも同時に記憶にあります。

 

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