セール期のPOP、注意したい7つのポイント
色んな表示や文字、手書きもあります 分かりづらい
セール期には、セールですってわかるようにPOpが使われます。オフ(OFF)POPなんて言われますが、皆さんもセール期には馴染みがあるでしょう。
POPを利用する時、POPの形状や、使われているフォントや、文字の大きさ、色や形状に関して意識していますか。セール期だからまぁいいやであまり気にしない傾向ありませんか?
通路からショップをみると、セール期のPOPに関しては、まるでPOP祭りの状況です。
ありったけのセール期POpを使って、しかも掲出に関しては、POP鋏みを使ったり、壁に直貼りしたり、棚に置いてみたり、POP立てで傾斜で設置してみたり、色々。
また、表記が区画内でSALEであったり、スペシャルプライスであったり。文字も色々。ゴシック体、明朝体、筆記体、デザイン文字など様々。
そうなってしまう理由は簡単です。以前からショップで確保してるpOP、商業施設から借り受けたPOP、本社から送ってきたPOP、手書きのPOPなど混ざるからです。
POP祭りでは、何が言いたいのか、お客様には伝わりません。沢山出すと威勢がいいようですが、表示内容は伝わらず、ただの風景になります。しかもその風景、おさまりの悪い風景で、ガチャガチャ感、無い方がまし。
ショップ内には、除外品もあり、そういうガチャガチャ感のショップでは、除外と表示してあっても、お客様から「これはセールじゃないの?」なんて聞かれてしまいます。
すでにPOpだらけ、お客様には内容が伝わらず、表示があっても内容はそっちのけになります。だだの見栄えの悪い風景ですから仕方ありません。
皆さんの中には、「分かっています、そんなの当たり前です」と思う方も多いと思います。しかし、実際は必ず混在POPの、ガチャガチャショップってありますよね。
だからこそ、掲出ルールを決める必要があります。ルールなら破らない限り、だれが訴求担当でも、見栄えの悪い状況を作ることはありません。
①最新のPOpのみ使用
②POPばさみで掲出、直貼りNG
③什器1台につき、POPは1枚
④工夫したつもりの斜めの掲出はNG、真っすぐにして掲出
⑤文字の仕様は統一、借り物のPOpは使用しない
⑥手書きはNG
⑦色の統一、地が赤とか青とか黄色とかで、白抜きの文字など
上記の7つのルールで十分かと思います。しっかり認識されるPOPの方が良いと思いませんか?そうでないと、兎にも角にも内容が全く伝わりません。
雰囲気作りでPOP祭りやっても汚いだけ。整理整頓してセール期も乗り切るのが良いと思います。特にオフ率などは、セール期には訴求そのものの内容ですよね。
お客様にご購入頂くために、様々な対応があるのですから、見やすく買いやすいショップを良い演出で完成させて下さい。それは、お客様視点と思います。
何でもやっちゃったら良い訳では無いです。手法ってあるでしょう。お客様視点で手法を選んで、自らのショップの評価をしっかり獲得しましょう。