【報告・連絡・相談もできないのか】
社会人になって真っ先に言われます
報告、連絡、相談を正確に行えれば、問題が深刻化する事を防げます。
ただ、何故かこの当たり前の事をできない方が増えた印象です。
「こんな事もできないのか」
「こんな事も分からないの?」
と言われたくなくて、本当の事を言わないという心理の若い方がちらほら出てきています。
こういう若い方の特徴には、合理性の気持ちが強くて、訓練のためのと思って、課題を出し、何度も繰り返すようなことがあると、
「最初に注意点言って下さい、時間がもったいない気がします」
と例え訓練と思って、そう伝えていても、結果二度手間になる事を極端に嫌います。
時間と行っていることのコスパが気になるのかもしれません。
また、先輩としての忠告を行なっても、SNSで著名な経済人、例えば孫正義氏、三木谷浩史氏、堀江貴文氏のようなレベルの方とか、海外の発言力の強い経済人などの発言をいつも気にかけ、場合によってはSNS上で繋がっていて意見交換したりしています。
なのでちょっと先輩くらいが社風をもとに注意点を持って注意したところであまり響きません。
そんな現場から、連絡、報告、相談といってもはっきり言って中々相談なんてこないし、連絡や報告も虚偽の内容であったりします。
本人達には全く悪気がありません。できないやつと言われたくもないし、思われたくもないという防衛心理と、いちいち何の説得性も感じない説教じみた教訓なんて聞きたくないからです。
何でと言ってもそんな若手の性質です。
ただ、現実に結果的に粉飾された虚偽の内容の報告では、事態は悪くなることはあっても良くはなりません。
そんな悪化する現実がどんなものか想像できる力があれば、虚偽の報告なんてしないでよね。
だだ、今の世の中・今の組織は、何としても真実は何だったかを聞き出すようせよと、聞き出す方がキツく言われる時代です。
致し方ありません。世の中が変化しているのです。
もちろん相談も、相談しやすい上司であり先輩であることが望まれ、求められます。
相談しづらいから相談しなかったなんて言い訳は山ほどある言い訳です。
連絡、報告、相談なんて言葉がどんなに新社会人に重要と言われてもそれが履行されるのには、それぞれをしやすい上司や先輩の存在が必須となっているのです。
年齢に関係無くそんな実態に身を置く、ショップ店長、サブがいるかと思うと本当に気の毒でしかないです。同時に、商業施設や百貨店の内部も大きな差はありません。
こうして上司が下に降りていく時代になりました。
その上司や先輩達がその立場になるのに、必死に上に向かっていった若手時代を過ごしたのも事実です。